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日刊伯剌西爾蹴球新聞
いつの時代も数多くのクラッキ(名手)を生み出してきたブラジル。常にサッカーシーンの中心に位置し続ける「王国」について、ポルトガル語に堪能なスポーツ記者が取材や独自の情報源を基に記事を執筆、配信する。

元鹿島アントラーズ監督のセレーゾがグァラニーの監督就任へ

2006/03/09(木)
 グァラニーは8日、元鹿島アントラーズのトニーニョ・セレーゾの就任を発表した。今年末までの契約で契約金は明らかにされていない。同クラブのジョゼ・ルイス・ロウレセンチ会長によると、一両日中に正式契約にいたるという。
 サン・パウロ州カンピーナス市に本拠を置くグァラニーはポンテ・プレッタと人気を二分する名門。元ブラジル代表のカレッカやアモローゾらを輩出し、ここを足がかりにビッグクラブにステップアップする選手も多い。
 昨季に鹿島の監督を辞任してから、ブラジル国内の複数クラブがセレーゾの獲得を希望してきたが、いずれも合意には至っていなかった。現在グァラニーが戦っているコパ・ド・ブラジルの試合を視察したセレーゾの監督デビューは12日に予定されるサン・パウロ州選手権のサントス戦。近年低迷が続くグァラニーは全20チーム中、降格圏内の17位に対し、サントスは首位を走るだけに苦戦が予想されるが、セレーゾのお手並みにまずは注目だ。
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アトレチコ・ミネイロとヴィトーリアに続き、グァラニーでも成功を収めることが出来るか。セレーゾの新しい挑戦が始まった。
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