日刊伯剌西爾蹴球新聞
いつの時代も数多くのクラッキ(名手)を生み出してきたブラジル。常にサッカーシーンの中心に位置し続ける「王国」について、ポルトガル語に堪能なスポーツ記者が取材や独自の情報源を基に記事を執筆、配信する。

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エクサへの長く険しい道/パレイラが語るW杯・下

2006/01/03(火)
 質 ザガロがテクニカルコーディネーターでなければ、再び監督を引き受けるつもりはなかったというのは本当なのか。

 パレイラ(以下パ) 事実だね。この仕事に戻る意欲は全然なかったんだ。もう頂点に上り詰めていたし、世界王者になっていたんだから。そして、リカルド・テイシェイラ(CBF会長)が私の復帰について話をするために家に来たんだ。もともとはテクニカルディレクターとしての話で、その条件で話を引き受けかけていたときにサガロが現れてこう言ったんだ。「94年(アメリカ大会)の優勝コンビを再結成しようじゃないか」ってね。当初はノー、のつもりだった。でもね、次第に私はプリマドンナのような心境になったよ。ザガロとリカルドが世界で最高の代表チームについて、最高の仕事を提示してくれているのに、私が拒絶しているなんてね。そこで私は引き受けることにしたんだ。もう一度セレソン(代表)を率いる機会を与えてもらって、今では本当に自分の決断に満足している。もう100試合以上もセレソンを率いているんだ。

 質 本大会での主なライヴァルはどこだと思う?

 パ 我々が抱えているような試合を決定付ける能力を持つ選手を、どこの国も持っていない。オランダも2年前までは、こうした選手がいた。フランスにはアンリがいる。スペインにはラウルがいるだけだ。ロナウド、ロナウジーニョ、カカー、アドリアーノそしてロビーニョがいる国なんてどこにもないさ。確かに彼らがいるのは大きいが、それだけではW杯は勝てない。必ずしも最高のチームが勝つとは限らないんだ。もしそうなら、74年はオランダが、82年はブラジルが優勝していたはずだからね。勝てないのでは、などとは考えないよ、ただポジティヴにやるだけさ。でも全てが起こりうるのは承知している。

 質 セレソンの雰囲気はどう?

 パ 浮いた存在は誰もいないよ。セレソンにいるときは、選手たちはお互いを敬っている。彼らはスターでもあり、崇拝の対象でもあり、また妬まれることもある。でもエゴは捨て去らないといけないし、そういう姿勢を保たないとね。彼らが朝食や夕食の後に、テーブルに残ったまま、仲良く話したり、冗談を言い合ったりしている光景を見るのは本当にいいものだ。

 質 ブラジル国内で根強い「クインテット・マジコ(魔法の5人組)」論に固執する人に何か言いたいことは?

 パ サッカーは日々進化するものだ。戦術的に逆行するようなものであれば、何の意味もないよ。4-2-4(パレイラが用いているシステム)はもはや存在しない、彼らは4-1-5のシステムを要求しているんだ!こんなやり方じゃ誰だってW杯で優勝なんて出来るわけがない。今、我々がやっているように攻撃的な選手を4人前線に置くことがオフェンシヴなスタイルの限界だよ。クインテットは、遊びの時にはいいかもしれないけど、決して世界王者を目指すのには向いていない。クアルテット(4人)を前線に置くのは、それが機能するからなんだ。今のシステムでも、すでに世界で一番攻撃的な代表チームじゃないか。
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