日刊伯剌西爾蹴球新聞
いつの時代も数多くのクラッキ(名手)を生み出してきたブラジル。常にサッカーシーンの中心に位置し続ける「王国」について、ポルトガル語に堪能なスポーツ記者が取材や独自の情報源を基に記事を執筆、配信する。

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鹿島アントラーズのアウトゥオーリ監督がコリンチャンスに「ノー」

2006/03/15(水)
 鹿島アントラーズのパウロ・アウトゥオーリ監督は14日早朝(日本時間14日夜)、コリンチャンスのスポンサーであるMSIからのオファーに対し「私の現実は鹿島とともにある」などと返答。監督就任の可能性を否定した。
 ブラジルの衛星放送「Arena SporTV」のインタビューに答えたアウトゥオーリは「コリンチャンスが私の仕事に興味を持ってくれたことは凄く幸せだ」と話した。一方で就任については「コリンチャンスは代理人を日本に送ってくるかもしれない。ただ、私は(鹿島との)契約を全うするつもりだ」とした。
 アウトゥオーリに近い関係者の話として、ブラジルのグローボ局が伝えたところによると、アウトゥオーリはブラジルに帰国するつもりはないが、コリンチャンスと鹿島アントラーズとの話し合い次第では結論が変わりうるともいう。
 MSIの最初の接触は不発に終わった格好だが、ロシアマネーが背後にあるとも言われるMSIだけに、なりふり構わぬ札束攻勢をかける可能性も残されている。ブラジル国内最多となる2度のリベルタドーレス杯優勝の実績を誇るアウトゥオーリ。コリンチャンスが一番、望んでいるタイトルへの道筋を知る名将を簡単にあきらめるとは思えない。
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とりあえずはオファーを蹴ったアウトゥオーリ。ただ、MSIも簡単には引き下がらないだろう


コリンチャンスが鹿島アントラーズのアウトゥオーリ監督に触手か

2006/03/14(火)
 コリンチャンスは13日(日本時間14日)、辞任したアントニオ・ロペス監督の後任としてパウロ・アウトゥオーリ(鹿島アントラーズ監督)ら3人を候補として考えていることを明らかにした。同クラブのスポンサーで、投資ファンドMSIを率いるイラン人のキア氏がブラジル各メディアに明らかにしたものだ。
MSIのふんだんな資金を元に、ブラジル版「ガラクチコ(ポルトガル語で銀河系)」と呼ばれるほどの豪華補強を進めてきたコリンチャンス。テベスとマスチェラーノの両アルゼンチン代表に加え、未来のセレソンを担うニウマールや現代表のグスターヴォ・ネリーら数多くのスターを獲得し、その選手層はブラジル随一となっている。
 悲願のリベルタドーレス杯でも不振が続いていた上に、12日のクラッシコではサン・パウロに完敗したことからロペス監督は辞任。13日にキア氏らクラブ首脳が開いた緊急会議ではアウトゥオーリら3人の名前が具体的に挙がった。
 「経験」と「人柄」をキーワードに弾き出されたのはアウトゥオーリと元ボカ・ジュニオールス監督のカルロス・ビアンチ、さらには名古屋グランパスを率いたネウシーニョ・バチスタだ。コリンチャンスが未だ獲得したことがない現段階での最大の目標であるリベルタドーレス杯で勝ち抜くためには、同大会での優勝経験を持つ監督が不可欠だとして、キア氏はアウトゥオーリを望んでいるとみられる。
 ブラジル最大のテレビ局「グローボ」はキア氏がアウトゥオーリとの接触を開始した、と報道。鹿島アントラーズとの違約金は約100万ドルだが、MSIは違約金を払った上で2年から3年の契約を望んでいると伝えている。
 Jリーグの開幕から2試合しか経過していない上に、南米では考えうる全てのタイトルを取り尽くしたアウトゥオーリだけに、現段階でコリンチャンスに移籍するとは考えにくい。ただ今年に入ってから、常にコリンチャンスが獲得に向けラヴコールを送っていただけでなく、常識外の札束攻勢を賭ける資金力がMSIにはあるだけに、電撃移籍の可能性もゼロではない。当分はキア氏の動向に注目だ。



マスチェラーノをアルゼンチン代表に/マラドーナ氏がペッケルマン監督に懇願

2006/03/14(火)
 元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏は13日、アルゼンチン代表のペッケルマン監督にマスチェラーノ(コリンチャンス)を招集するよう懇願した。
 昨年8月に負った負傷が癒え、3月に入ってからコリンチャンスでの試合に復帰したばかりのマスチェラーノ。12日にあったサン・パウロ州選手権でのサン・パウロとのクラッシコでは完全復帰には至らないが、持ち前の激しいプレーと闘志を見せた。「ペッケルマンの仕事については敬意を払っている。でももし、本大会で失敗するようなことがあれば、首を切られるのは彼なんだから」と語るマラドーナ氏は「マスチェラーノが相手からゴールする姿やFWにパスを出すところを見たいんだよ」と若きボランチを推薦する。
 怪我さえなければレギュラー当確だったマスチェラーノが、コリンチャンスでいかなる回復ぶりを見せるのかがポイントとなりそうだ。
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ようやくピッチに戻ってきたマスチェラーノ。コリンチャンスでの活躍がドイツ大会につながる


日本代表松井のチームメイト、グラフィッチが決勝ゴール/フランスリーグ

2006/03/13(月)
 ルマン(フランスリーグ)は12日、ストラスブールに2対1で勝利した。日本代表MFの松井も所属するルマンは1対1で迎えた後半ロスタイム、サン・パウロから移籍した元ブラジル代表のグラフィッチが貴重な決勝点を奪い、敵地でストラスブールを下した。


セレーゾ率いるグァラニーがサントスからまさかの勝利/サン・パウロ州選手権

2006/03/13(月)
 サン・パウロ州選手権で降格圏にいるグァラニーは12日、首位のサントスと対戦し、2対1でまさかの勝利を上げ、就任後初采配となったトニーニョ・セレーゾ(元鹿島アントラーズ監督)に嬉しい白星をプレゼントした。依然、降格圏内の16位につけるグァラニーだが、この日負ければ厳しい状況が待ち構えていただけに、今後に希望を見出す一戦となった。
 全国選手権でも一昨年2部に降格しているだけに、州選手権だけは何としても一部残留を果たしたいグァラニー。戦力で圧倒的に勝るサントス相手に苦戦が予想されたが、新監督就任というモチヴェーションが選手たちを後押しする。前半で2点のリードを奪ったグァラニーは後半26分にサントスのレイナウド(元柏レイソル)にゴールを許したが、貴重な勝ち点3をゲット。残留争いに踏みとどまった。




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